会長挨拶

会長挨拶
山口 理恵

当会は創設以来、
保育所看護職の実践の積み重ねの中から保育所保健に求められるものを追求してまいりました。

令和元年の新型コロナ感染症発症から、社会的役割として保育所の必要性がより強く求められるようになりました。そして、感染症対策として看護職の配置を要望する保育所等も増えているようです。Covid-19は感染力や対象とする宿主を変化させ、乳幼児の感染もみられ保育所の休園対応も求められる状況もあります。刻々と変化をもたらせる感染に対し、保育所看護職は、状況に応じた科学的根拠による対応を求められ、苦慮されていると思います。

体調不良児や慢性疾患・アレルギー児の対応、障がい児の対応等、これまでも疾患を持つ児の対応を行ってまいりましたが、令和3年には「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法」が可決・制定されました。これにより、看護職は更に高い専門性と責任を負うことになります。保育所に勤務する看護職の多くは一人職種です。チーム看護の経験が多い看護職は判断に迷い不安を持つ事もあると思います。解消されない不安を抱える事は、保育所看護職の勤務継続がはかれないのはないでしょうか。

新型コロナウイルスに関しては「保育現場のための新型コロナウイルス感染症対策ガイドブック」をホームページに掲載しております。また、保育所保健の場面に即した冊子作成やセミナー企画等これからも、保育所保健における質の向上と看護職の勤務継続の支援となるよう繋がりを大切にしていきたいと思います。今後も、理念とする「乳幼児のすこやかな成長」をめざして、会員の皆様のお力添えをいただきながらすすめていきたいと考えております。